一色学びの館

MANABI NO YAKATA

西尾市立図書館の分館及び資料館機能を果たし、大人も子どもも楽しめる「絵本館」の特性を持ち合わせた公共図書館としてのサービスを提供します。
資料館では西尾市の文化・祭礼・芸能を紹介し、来館者自らが考え発見する楽しさの体験をとおして地域にさらなる愛着と誇りを持っていただけることを目指します。
図書館機能、資料館機能の複合施設という特性を最大限に活かし、二つの機能が動線でつながるような工夫を凝らしていきます。

学びの館で開催中の企画展はイベントページより、過去の企画展は企画展アーカイブのページをご覧ください。
展示の補足解説はこぼればなしのページをご覧ください。
本の検索・予約、その他市内図書館の情報は西尾市立図書館サイトをご覧ください。

所在地
〒444-0423 愛知県西尾市一色町一色東前新田8番地
連絡先
TEL : 0563-72-3880 FAX : 0563-72-3882
開館時間
午前9時から午後7時まで
休館日
月曜日(祝日を除く)、年末年始、特別整理期間(展示室開館)

図書館


1階 絵本と暮らしのフロア

メインフロアとして児童書・絵本を中心に構成します。また、子育て世代が子連れでも自身の情報収集をしやすいよう暮らしや育児に関する一般書や雑誌を配架しています。
幼児開架では、絵本に囲まれたスペースで読み聞かせができ、定例のおはなし会の会場としても活用します。
フロアの中心にある「五感ゾーン」は、五感を広い意味でとらえ、絵本をはじめ季節、自然、アート、食育、詩集、さわる本など様々なジャンルの本をあつめて配架しています。本を通じて子どもの感性・やさしさを育み、また、大人が社会生活の中で鈍らせがちな五感を開放します。


2階 郷土資料と知のフロア

郷土資料・一般書・参考資料・ヤングアダルト・視聴覚コーナー・レファレンスカウンターで構成し、落ち着いて読書や調べものができるフロアです。
レファレンスカウンターでは、郷土に関する情報はもちろん、生活に必要な情報、仕事に必要な情報等、様々な調べ物や調査・研究をお手伝いします。


資料館


「三河一色大提灯まつり」ゾーン

三河一色大提灯まつりとは…
毎年8月第4土曜日・日曜日に諏訪神社(一色町)で行われる祭りで、大提灯6組12張と柱組一式は県の有形民俗文化財に指定されています。

展示室では、大提灯や大ろうそくの原寸大レプリカや、大提灯の昇降に使われる「カグラサン」、諏訪神社境内のジオラマなどを展示しています。


「鳥羽の火祭り」ゾーン

鳥羽の火祭りとは…
毎年2月第2日曜日に鳥羽神明社で行われる祭りです。鳥羽町を「福地」と「乾地」の2つの地区に分け、「スズミ」と呼ばれる大松明の中に収められた神木と十二縄を取り出す早さを競います。勝敗やスズミの燃え方によってその年の豊凶を占う祭りで、国の無形民俗文化財に指定されています。

展示室ではスズミの縮小模型やジオラマ、祭りに参加する奉仕者(通称「ネコ」)の衣装などをご覧いただけます。


「八日講祭」ゾーン

八日講祭とは…
毎年1月8日に佐久島八劔神社・神明社合殿で行われる祭りで、市の無形民俗文化財に指定されています。
「鬼」と書かれた八角凧を青竹でつくられた弓矢で射って、邪悪退散などを祈ります。

展示室では八角凧の複製や、祭りの直会で使用される三角膳の盆などを展示しています。


「にしおをつくってきた風土」ゾーン

西尾市には、三河一色大提灯まつりや鳥羽の火祭りをはじめ、てんてこ祭りや西尾祇園祭などさまざまな祭りが催されます。
立体地図を用いて、西尾の祭礼や芸能を培ってきたにしおの風土を伝えます。

写真の祭礼・史跡・名所の紹介はこちらから


海のめぐみ

古代からにしおの人びとは海のめぐみを享受しながら暮らしてきました。市内の貝塚からその姿を見つめます。


交流・交易のための海

現代のような航海の安心・安全がなかった頃から、人びとは勇ましく海へ向っていきました。にしおに残る古墳を通して、遠隔地との交流の様子を垣間見ます。


海が紡いだ物語

海はさまざまな昔話や伝説を生みました。にしおに伝わる物語とその舞台を紹介します。


江戸時代から現代まで「三河」発

三河を越えて江戸まで広がった「三河」発を紹介します。


海へ向う

海に面したにしおでは、人びとがさまざまな舟に乗って漁を行ってきました。江戸時代から昭和時代にかけて三河湾で活躍した船を紹介します。


さまざまな漁具

人びとの暮らしの身近あった漁具を紹介します。


海の恵み、名産品

「海」というテーマで西尾市の名産品を紹介します。