2025年12月13日(土)~2026年2月8日(日)
一色学びの館 平坂鋳物
西尾の鋳物産業は約350年前から続く伝統産業で、江州辻村の鋳物職人・太田庄兵衛と甚兵衛が平坂にやってきたことから始まりました。
鋳物が発展した理由として、原材料や製品の輸送に都合の良い平坂湊があったこと、矢作川の河口やその周辺の砂が良質な鋳物用砂になったことなどが考えられ、鋳物師たちは平坂を拠点に梵鐘や鍋釜を数多く製作しました。現在でも自動車部品や工作機械、水道管などわたしたちの日常のさまざまな場面で鋳物製品が使われており、鋳物は西尾を代表する地場産業の1つとなっています。
本展では、西尾の鋳物の発展に貢献した平坂湊との関わりにも触れつつ、その歴史や取り組みを紹介します。
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【お問い合わせ】
一色学びの館 TEL0563-72-3880
- 時 間
- AM9:00〜PM7:00
- 場 所
- 一色学びの館 多目的室
- 休館日
- 月曜日(祝日を除く)、年末年始(12/29~1/3)
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■展示解説
日時/2026年1月17日(土)午後2時30分~
場所/一色学びの館 多目的室
申込/不要
■歴史散策 平坂を歩こう
解説とともに平坂を歩きながら、地形の特色を探ったり、平坂鋳物師・太田家の足跡を辿ります。
日時/2026年1月24日(土)午後1時30分~
集合/西尾勤労会館駐車場(西尾市平坂町山崎9-1)
定員/15人(申込先着)
対象/中学生以上
案内/水谷寛明氏(郷土史家)、利光正恵(当館学芸員)
申込/12/13(土)より一色学びの館に直接もしくは電話にて受付。

